乙一「死にぞこないの青」に見る本当のいじめ
また乙一の本を読んだので、ご紹介です。
今回読んだのは「死にぞこないの青」という本。
きっかけは以前読んだ同じく乙一の書いた「暗いところで待ち合わせ」
(これは田中麗奈主演で映画化されています)
のあとがきにこの本の事が書かれていたからです。
なんでもこの「死にぞこないの青」で、いじめを受けるのを
避けるために誰かの家に忍び込むという内容を書くのをやめたという場面を
切り取って「暗いところで待ち合わせ」にしたとか。。。
なんだか資源の有効利用ですよね!(笑)
内容としては主人公に対する先生主導による「いじめ」が描かれている。
「いじめ」といっても虐待が激しいとかの類ではなく、
全て悪いのは主人公だというように先生が公言することにより、
主人公の地位を貶めて、自らの地位を確保するという
目には見えにくい「いじめ」を描いている。
自分に置き換えて、もし子供の頃に先生からこんな事を
仕向けられてしまったら、抗いきれるだろうかと思って、
少なからず恐い気持ちになった。。。集団心理って恐ろしい。。。
やっぱり乙一はこういう恐怖感を表現させたらぴか一だと思います。
というわけでまだまだ彼の作品を読んでいこうと思っています!
(既に三冊ほど買いだめ済み!(笑))
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死にぞこないの青
著者:乙一 |
(乙一「死にぞこないの青」関連のココログ)
空即是色
良いかげん日記
読書日和 (画像拝借させて頂きました!m(__)m)
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