« 乙一「失われる物語」に潜む怖さ | トップページ | 【日本 vs ペルー 2-0】久々の俊輔&高原が活躍したのはいいが。。。 »

横山秀夫「第三の時効」のリアルな刑事像

今回は急に趣向が変わって横山秀夫である。
以前「クライマーズ・ハイ」とか「半落ち」を読んだので、
本書で3冊目ということになる。

この人は元々新聞記者ということもあって、
私は実に文章がある意味真面目でいつもうまいと感じる。
それといつも「男くささ」を存分に味わえるのだが、
今回もいつにもまして刑事達の「男くささ」がリアルに描かれている。
現在の警察小説の第一人者とまで言われているだけある。

本作品は6篇の短編集の形式をとっているけれども、
すべて「F県警」が舞台となっている為、
読むにつれてその内情が少しずつ分かっていくのが面白い。
個人的に一番面白いと思ったのは「密室の抜け穴」。
それまでの経緯を描いているだけで、
あとは会議室の中の攻防だけで事件が解決する。
(ネタばれになるので、詳細は述べません)

というわけで、もっと彼の警察小説を読みたいと思った次第。
実は既に大分前に「陰の季節」「動機」と2冊購入してあるので、
改めて読んで損はなさそうだと思ったのでした。
それにあとがきにも書いてあったのですが、
既に「第三の時効」の続編があるそうな。
早く刊行されて、文庫化されないかな~(って相当先になりそうだが^^)

第三の時効 Book 第三の時効

著者:横山 秀夫
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(横山秀夫「第三の時効」関連のココログ)
角筈日記
ポチ日記
新米主婦の備忘録。

|

« 乙一「失われる物語」に潜む怖さ | トップページ | 【日本 vs ペルー 2-0】久々の俊輔&高原が活躍したのはいいが。。。 »

作家別:横山秀夫」カテゴリの記事

コメント

トラックバックありがとうございました。
わたしは警察モノを数冊読んだ中でこの「第三の時効」が一番好きです。
熱く男くさい感じがいいですよね。
あの心理描写にはグッとくるものがあります。
続編があるんですか?!知らなかったです。
読んでみたいですね。

投稿: わいるどきゃっと☆ | 2007年3月21日 (水) 21時30分

こちらこそコメントして頂いて
ありがとうございます!
「第三の時効」がベストなんですね。
あとがき書いていた人もそう書いてました。
そうそう心理描写の真骨頂が
「密室の抜け穴」だったと思うんです。
わいるどきゃっと☆さんは
どの短編が一番好きですか?
続編は「小説すばる」で不定期連載してるようです。
やっぱり早く読みたいですよね!


投稿: ipsedixer | 2007年3月21日 (水) 21時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 横山秀夫「第三の時効」のリアルな刑事像:

« 乙一「失われる物語」に潜む怖さ | トップページ | 【日本 vs ペルー 2-0】久々の俊輔&高原が活躍したのはいいが。。。 »