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赤川次郎「とりあえずの殺人」に見る時代

こんにちは。
ちょっとだけ夏休みをもらって、羽を伸ばしているipsedixerです。
で、こんな時こそブログを更新しなくては!

今回は前回前々回から引き続き、
赤川次郎の早川家シリーズの第3弾である
「とりあえずの殺人」です。

ストーリーとしては、会社の社長とその秘書が
資金繰りに困る度に次々と社員に生命保険を懸けて、
まさに「とりあえず」殺人を犯していくという内容です。

今回目立つのは長兄である克己。
事件を解決に導く中心にいるのもさることながら、
1作目、2作目と同様に婚約者(?)になったと思しき
(はっきりとは記載されていないので、次回作まで不明だが)
「江美」の存在がある為でしょう。
逆に長女の美香はなんとなく蚊帳の外の感じ。
おそらくこの流れでいくと次回作はいい相手が
見付かりそうだが。。。はてさて?(笑)

そして今回面白かったのは「ケータイ」の登場である。
時代的に前2作では登場するべくもなく、
いやがおうにも時代の移り変わりを意識してしまう。
本書の中で克己が「着メロ」に逡巡する姿は
思わず笑ってしまいます^^。

なにせこのシリーズは下記の通り、次回作が
出るまでが長過ぎるんですよね。。。

1978年 ひまつぶしの殺人
1987年 やり過ごした殺人
2000年 とりあえずの殺人

というわけで次回作が出るのはきっとまた時代の変化を
感じてしまうくらい先(10~15年後?)なんだろうなと
思いつつ、早く出ないかなと思う今日この頃でした。

 

とりあえずの殺人 Book とりあえずの殺人

著者:赤川 次郎
販売元:光文社
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(赤川次郎「とりあえずの殺人」関連のココログ)

今のところなし?

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赤川次郎「やり過ごした殺人」のリル子?

本当に久々の記事になってしまいました。。。(汗)
どうも仕事をし過ぎで。。。という言い訳をしながら、
1ケ月以上経ってしまっていて、自分でも驚きです。。。

但し、この期間に全く本を読んでいなかったわけでもなく、
書評を書けてない本が溜まりに溜まっています。
少しずつ在庫を減らしていかねば!

それからそれからちょっとデザインを変えてみました。
夏らしく爽やかなものを探していたのですが、
SUBARUのものが目に留まったので、これにしました。
(私も一応スバリストなので^^)
リニューアルオープンということで、頑張ります。

さて今回は前回の続きということで、
赤川次郎の早川家シリーズの
2作目である「やり過ごした殺人」です。

今回は早川家に恨みを抱いている者の復讐に立ち向かう話と、
長兄の克己が請け負う殺しにまつわる話が
入り混じって展開します。
息もつかせぬスリリングさはあるのに、なぜかほんわかと
ユーモアたっぷりに進んでいくのには感嘆させられます。
結構厚い(400ページ位)のになんでこうすらっと
読めてしまうのか不思議になります。

今回はそれほど感動するような最後ではないのですが、
なかなか爽やかな感じがあります。
それと前回は次兄の圭介に岐子という
婚約者ができて終わりましたが、
今回は末弟の正実にリル子という結婚相手ができました。
リル子は「なんでルリ子じゃないの?」と何度も思いましたが、
ここは作者のこだわりのようです。。。
(詩人のリルケからとったそうな。。。知らないって普通(笑)

というわけで次回も。。。とここから先は次回のお楽しみ!

711170

Book やり過ごした殺人 (光文社文庫)

著者:赤川 次郎
販売元:光文社
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(赤川次郎「ひまつぶしの殺人」関連のココログ)
今のところなし?

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