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金城一紀「GO」に関する堅い話

すごく久しぶりの更新になってしまいました。。。
うそ?約2ケ月ぶり?と自分で驚いてしまいました(汗)

この期間も何気に本だけは読んでいる私(笑)
むしろ最近は引っ越して通勤時間が大幅に
長くなったこともあり、読むペースが上がっている感じ。

そんなわけで、今回ご紹介する本は2ヶ月以上前に
読んだ本ということになるので、
これを書くに当たり、読み返さねばなりませんでした。

この作品は2000年の直木賞受賞作であり、
窪塚洋介主演で映画化もされているので、
ご存知の方も多いかもしれない。
今回角川文庫で出ていて、山積みされていたので、
購入したものです。

最初の章に書かれているのだが、この物語は
「僕の恋愛に関する物語」だそうで、
「一切の主義は関わってこない」と前置きされている。
しかし、そのラストに至る道筋には多分に
「主義」に対する記述が書かれている(笑)
その結果、恋愛に「主義」は関係ないという論法だ。

主人公はいわゆる「在日」の北朝鮮人の息子である。
これだけで日本では様々な障害があるだろうと
想像してしまうのだが、改めて日本の外国人に対する
冷たさみたいなものを感じる一冊であるかもしれない。

奇しくも2000年は北朝鮮と韓国の首脳会談が
行われた年でもある。
当時の朝鮮両国と日本との関係は私は記憶がないが、
(それほど関心を持っていなかったので^^)
今ほど悪くはなかったのではないかと推測する。

何はともあれ「僕」と「桜井」がハッピーエンドで
結ばれたように、日本と朝鮮もいい形で
結ばれればとちらっと思った作品でした。
(もちろんそれが簡単ではないことも重々承知なのだが。。。)

でもそういった堅い事は抜きにして、
主人公がオヤジに相当振り回されたりして、
なかなか笑える作品でもありました。
気楽に笑える作品を読みたい方にもオススメかもしれません。

GO Book GO

著者:金城 一紀
販売元:角川書店
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(金城一紀「GO」関連のココログ)
暇つぶしにいいサイト

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