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奥田英朗「サウスバウンド」の爽快感

今回は奥田英朗の「サウスバウンド」のご紹介。
この作品は2006年本屋大賞の第2位となった作品です。
(ちなみに同年1位はリリー・フランキーの「東京タワー」)

奥田英朗の作品を読んでみたかったというのもあって、
映画化に併せて文庫化されたので、買ってみました。
(豊川悦司が主演です)

元過激派の父親とそれに翻弄される家族の物語。
何せサウスバウンドとは「南へ」という意味だそうですが、
実際に父親の気分ひとつで東京の生活を捨てて、
西表島までひとっとびし、無人島のような島で
暮らし始めるという破天荒ぶり(笑)
全体的にかなり笑えます!

大企業に不法と言われようと立ち退こうとしない
その意思と奔放さは読んでいて爽快感すら覚えます。
実際にこんな父親だったら苦労すると思いますが、
いい父親かと言われれば、イエスと答えてしまいそうな
ある種の理想像を持った父親です。

ちょっと前に書いた「GO」にも父親が出てきましたが、
若干だぶる気がしました。
情けない父親が多い中で、こういう父親が
今は求められているのかもしれませんね。


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著者:奥田 英朗
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著者:奥田 英朗
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(奥田英朗「サウスバウンド」関連のココログ)
だいたい、そんな感じです。
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のぶろぐモノローグ
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読書は素晴らしい

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コメント

書評を読んで気になっていたんですが、
先週、買って読みました( *´艸`)
絶対にこんな父親だったら苦労するでしょうねぇ。
二郎、苦労してましたし(笑)
でも、やっぱり悪い父親とはいえませんね。
ホントに笑えました。
久々にいい本、読んだぁ(p'ε`q*)☆。+

投稿: ルイ | 2008年5月14日 (水) 17時51分

お!読んだんだね。
なんか自分の書評を読んで、
読む気になってもらえるって嬉しいね^^。
しかも気に入ってもらえて良かった。
これからも頑張っていい本紹介しよ~っと。

投稿: ipsedixer | 2008年5月18日 (日) 11時15分

ルイも頑張ってブログUPしよ~っと。

お久ぶりです(笑)なんでこんなに間が空くのか、自分でも謎なんですけど(笑)

こちらこそ、逆に喜んでもらえて何よりデス+。(●'v`)b前に紹介されてた「葉桜の季節に君を想うということ」っていう本も読んでみたくて本屋で探したんですが、見つけることが出来なくて、未だに気になってるんですよねぇ。

それにしてもipsedixerさんて色々なジャンルの本読んでますよね。超偏ってる自分からしたら「こういう本もあるのか、読んでみよ(p'ε`q*)」っていつも思います( *´艸`)

投稿: ルイ | 2008年6月23日 (月) 01時17分

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