乙一ランキング(文庫単位)

本日は予告通り個人的に行った勝手な
「乙一ランキング」です。
結果は下記の通りとなりました!
(各作品の題名クリックで私の各批評に
 飛べるようになってます(^^)v)

第1位 GOTH
第2位 ZOO
第3位 失われる物語
第4位 夏と花火と私の死体
第5位 暗いところで待ち合わせ
第6位 失踪HOLIDAY
第7位 暗黒童話
第8位 平面いぬ。 
第9位 死にぞこないの青
第10位 天帝妖狐
第11位 さみしさの周波数
第12位 きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

ちなみに上記の結果はあくまで「文庫」単位での評価です。
「作品」単位ではないので、誤解なきよう。
(短編が多いので少々強引かもしれませんが。。。)
そういう意味では6、11、12位の文庫は
ほとんどの作品が3位の「失われる物語」に
収録されているので、評価は低めになるということになります。
そう考えると逆に「失踪HOLIDAY」の6位は
かなりの高評価と言えます。

第1~3位のランキングは差がほとんどなく非常に悩みました。
その人の読みたいものによって判断が
分かれる所ではないかと思います。
ただ、やはり私は「森野夜」と「僕」の絡みが好きなので、
「グロい系(黒乙一)」代表という意味でも「GOTH」を
1位に挙げさせてもらいました。
「ZOO」は何でも書ける乙一の実力を
堪能できる一冊ということで2位。
3位の「失われる物語」は上記の通り「切ない系(白乙一)」の
作品が凝縮されているので、それが読みたいならば
まずは迷わずこれです。

「夏と花火と私の死体」が4位ですが、
きっとこれも私的には好きですが、
評価が分かれる作品のひとつかなと思います。
逆に5位の「暗いところで待ち合わせ」がもっと
高く評価する人が多いかもしれません。
そういうわけで、いろんな方からの賛成・反対意見待ってます!

というわけで、一旦これで乙一の読書生活は終了!
次は多分「銃とチョコレート」が文庫化されたら
って感じでしょうか(笑)

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乙一「暗いところで待ち合わせ」はレアな作品かも?

今日は予告通り乙一の「暗いところで待ち合わせ」について、書きます。
私にとってはこの作品が乙一を読んだ最初の作品です。
当初は乙一の作品にこんなに嵌るとは思っていなかったのを思い出します。

元々「乙一」っていう作家については話を聞いていて、
面白そうだから一度読んでみようと思って本屋に行ったのですが、
その時選んだのがこの作品でした。
選んだ理由は適度な長さで、かつ、なんとなく有名そうで。。。
(当時ちょうど田中麗奈主演で映画化されるっていう帯が付いていた)
っていう曖昧な基準で選んでいました。

そういえばこの作品が書かれた経緯には面白いエピソードがあります。
「死にぞこないの青」の記事に書いてますので、合わせて読んでみて下さい。

それで今思えば乙一の作品としてはとてもレアな作品なんだなと思います。
なぜなら他の作品にはかなりSFの要素が強くて、
現実的にはありえない事の積み重ねがそのまま物語になっているのですが、
この「暗いところで待ち合わせ」はそういう要素がないように思います。
(盲目の少女が一人暮らししているという危なっかしい設定はありますが、
 現実に絶対ないことではないという意味で)

また、どちらかというと「切ない系」だとは思いますが、
全く「グロさ」はなく、そういう意味でもレアな作品かもしれません。
とりあえず普通の小説における乙一の力量を知るのには
ちょうどいいかもしれません。

それでも今まで読んだ他の作家の作品と毛色が違うなとは
感じましたし、それに引き込まれてこの後いろんな
乙一作品を読むきっかけになったと思っています。
まず最初に読む乙一本としてもお薦めかもしれません。

というわけで、これで今まで読んだ乙一作品の批評は漏らさず
書き上げたことになります!
明日は勝手に「乙一作品ランキング」やります!

Otuiti20112_2
Book                   

                                                                                                 
        暗いところで待ち合わせ        
        著者         乙一
販売元幻冬舎
定価(税込)¥ 520



(乙一「暗いところで待ち合わせ」関連のココログ)
輝佳の日記~そらもよう~
31ct.読書部屋 (上の画像拝借しましたm(__)m)
☆あっちゃんのブログ☆
史満堂書店
ウタウヒト

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乙一「暗黒童話」の不気味さと切なさ?

前回予告した通り、今回は乙一の「暗黒童話」です。
この作品は珍しく長編で、短編集の形をとっていません。
おそらく長さとしては乙一の最長作品になるのではないでしょうか?
そういう意味では貴重な作品かもしれません。
(「GOTH」を長編と捉えれば微妙な線ですが)

この作品ははっきり言って「グロい」の一言に尽きます。
もしかしたら最も乙一作品の中でも最も「グロい」のでは?
と思えるほど、想像するだけでおぞましい表現が頻発します。。。
猟奇殺人のような事件の一部始終を語っているのですが、
その犯人は「傷付けても傷付けられた生物は死なない」という
特殊な力を持っているという設定です。
「ちゃんと医者になって、医療に役立ててればいいのに」
なんていう超現実的なことを考えてしまうのは私だけでしょうか?(笑)

従って、傷付けたり変形させたりとまぁ、やりたい放題なんですが、
された側は痛みもなく平気な状態というすごく不気味な状態の
描写がいくつも出てきます。
但し、やはりそこは乙一だけあって「グロい」
だけじゃないのが、すごいところです。
その根底にある「アイのメモリー」という童話の主題はなんとなく
胸を打つものがありますし、(若干ふざけた名前ですが)
主人公の心の移り変わりはまさに「切ない系」のそれを感じさせます。

「グロい」描写を苦手とする方にはお薦めできませんが、
個人的には嫌いではないという感じです。
逆にその対比が面白いかなと思います。
但し、物語に入り込んで。。。というわけにはいかず、
ちょっと客観的に読まざるを得ない気がします。

というわけで、これで今のところ刊行されている乙一作品は全て制覇です。
で、「いざランキング!」といきたいところでしたが、
そういえば一作だけこのブログで批評してない作品がありました。
それは「暗いところで待ち合わせ」。
なんとなくすっきりしないので、明日はこの批評を書きたいと思います。

暗黒童話 Book 暗黒童話

著者:乙一
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(乙一「暗黒童話」関連のココログ)
つれづれ日記
うちっかわ
タイラント・アイランド


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乙一「平面いぬ。」に見る切なさの片鱗

このGWさくさくと乙一作品を読んでいるipsedixerです。
(え?他にやることはないのかって?それは言いっこなしです(笑))
今回は「平面いぬ。」という文庫を読了です。

この文庫には下記4作品が収められています。
①石ノ目
②はじめ
③BLUE
④平面いぬ。

まず、①は以前読んだ「天帝幼狐」のように「昭和」を思わせつつ
昔話を盛り込んだ形の作品。
基本的にホラーですが、とても切ない物語です。
②③は明らかに「切ない系」だと思います。
②に出てくる「はじめ」という女の子は「昔こんな子がいたな」って
思わせるような設定で(女の子じゃなく、男の子だったらもっと)、
なんだか昔悪い事をして喜んでいた自分を思い出しました(笑)
③は題名からこれまた以前読んだ「死にぞこないの青」を思い出しましたが、
全然無関係でした(笑)。。。「青 or BLUE」の性格が正反対。
ラストに力尽きるBLUEに感動します。
④は「親に愛されているか?」を日々悩んでいる主人公の物語。
テーマとして「失踪HOLIDAY」と深い所で繋がっている気がしました。
昨今、親の愛を感じることができない若者が多いそうですな。
そういう意味では私は恵まれているなとこの手の話を読むと、
つくづく思うわけです。。。もうすぐ母の日なので、プレゼント考えないと!(笑)

というわけで全作品なんとなく「切ない系」のテイストが含まれています。
これ以降に「CALLING YOU」や「しあわせは子猫のかたち」が
発表されていることから考えると、この頃にある程度、
白乙一の片鱗が見え始めたと言えるのかもしれません。

尚、今回は意識して各作品を他作品と比較もしくはリンク付けしてみました。
というのも次の「暗黒童話」を読んだあと、乙一ランキングを
行おうと考えているからです。。。いろんな作品があるので思い出さないと(汗)

平面いぬ。 Book 平面いぬ。

著者:乙一
販売元:集英社
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(乙一「平面いぬ。」関連のココログ)
Cat Shaped Cafe
2番目の居場所

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乙一「失踪HOLIDAY」の爽快感

ちょっと体調崩していて、またもや久々の更新になってしまいました。。。
今日は予告通り「失踪HOLIDAY」のご紹介です。

表題の文庫本には
①しあわせは子猫のかたち
 ~HAPPINESS IS A WARM KITTY~
②失踪HOLIDAY
の2編が収録されています。
①は「失われる物語」に収録されているので、既読。

従って②のみの批評になってしまうのですが、
この作品は漫画やらテレビドラマやらになっているようです。
テレビドラマはなんとなく違う設定がちりばめられているようですが。。。
(検索して出てきたここ 読んでそう思った。。。マリアなんていないし。。。)

感想としては私的にはなかなかいい作品だと感じました。
また「切ない系」の話かな~と思っていたのですが、
これまで読んできた乙一の「切ない系」作品にある
なんとなく暗~い設定よりも登場人物の快活さが目立つ作品でした。

また、ミステリーとしても楽しめる設定になっています。
ラストは「そうだったのか!」と思わされるのと同時に
なかなかの爽快感が得られます。
あとやっぱり日本人にとって「こたつはいいよね!」と思っちゃいます(笑)
そういえば「のだめ」にもこたつ出てくるけど、
「温もり」の代名詞なのかもですね。

さて、残る乙一未読文庫本はいよいよあと二冊!
「平面いぬ。」と「暗黒童話」どちらを先に読むべきか。。。(笑)

019682650000

Book 失踪HOLIDAY

著者:乙一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


(乙一「失踪HOLIDAY」関連のココログ)
海の底の昼下がり(上の画像頂きましたm(__)m)
冬姫の玩具箱

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乙一「さみしさの周波数」のしばり

しばらく更新が途絶えておりました。
一応この間は遊んでたわけでなく、柄になく試験勉強なんてしてました^^。
で、まずは「乙一文庫作品制覇!」を目指すべく動き出しました!
確かあと4冊なので、一気に読もうと思ってます。

今回読んだのは「さみしさの周波数」。
これは例によって「切ない」系の短編集で、
①未来予報 あした晴れればいい。
②手を握る泥棒の物語
③フィルムの中の少女
④失はれた物語
の4作品が収録されています。

この内、既に紹介させてもらっている「失われる物語」
に②④は収録されているので、既読でした。
なので、①③が今回初見になったのですが、
どちらも甲乙つけがたい「せつなさ」を持っています。
①はなにせ作者があとがきで、編集者から「せつない話特集」でしばられて
書いたものだと告白してますから間違いなくせつない(笑)
子供の頃に衝撃を受けた記憶って残るからなぁ。。。なんて思ったりしました。
③は黒乙一の面も持っていて、久々にグロい描写に触れた気がします。
昔、子供の頃に心霊写真とか流行った頃を思い出します。
「あなたの知らない世界」とかよく見てたなぁ^^。
なお、こちらは「こわい話特集」だったそうな(笑)

というわけで、「失われた物語」でもっと読みたいと思った方にはおすすめです。
(とはいえ、2作品の為に新品買うのはちょっともったいない気も。。。)
次は「失踪HOLIDAY」の予定でっす♪

さみしさの周波数 Book さみしさの周波数

著者:乙一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(乙一「さみしさの周波数」関連のココログ)
うちっかわ
2番目の居場所

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乙一「失われる物語」に潜む怖さ

今回は再び乙一に戻ってきました。
「失われる物語」の文庫版を読んだのですが、
これは『白乙一』傑作選とも言えるもので、
「失踪HOLIDAY」
「きみにしか聞こえない-CALLING YOU-」
「さみしさの周波数」
に収録されている作品の内、5編を収録している。
さらに書き下ろしの3編を含んだお買い得本となっているわけです。

で、いろんなサイトを見ると、これには何やら理由がありそうで、
上記3文庫のようなライトノベルの形式では
なかなか読んでくれない読者がいるので、
普通の小説の体を繕って売り出した本がこの本であるらしい。

私は逆にこの本を読むことになるとは実は思っていなかった。
というのも上記3文庫を全部読むつもりであったからで、
「きみにしか聞こえない-CALLING YOU-」は既読
「書き下ろし3編は読めないことになるけど、まぁいいか」
という感じであった。
しかし、たまたま彼女が知り合いから借りたということで、
又借りして、読んでしまった次第(笑)
これで、乙一全作品制覇も夢ではなくなってきたようだ(^^)v

収録作品の中では表題作の「失われる物語」
(「さみしさの周波数」の「失われた物語」を改題)
が私としては最も気に入った。
というより気になってしまった。
この作品の主人公に自分がなったら。。。と思うと夜も眠れない(笑)
というのは冗談だがそのくらいのいわば切ない怖さを持っている。

なにせ傑作選ということで、それ以外の作品の中身も
相当充実しており、
「乙一作品を初めて読む人にも最適」
と言える気がします。お薦めです。
(って毎回言ってるような。。。^^)

失はれる物語 Book 失はれる物語

著者:乙一
販売元:角川書店
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(乙一「失われる物語」関連のココログ)
鉱石ラジオ

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乙一「天帝妖狐」に見えた原点

またまたまた(笑)乙一作品のご紹介です。
今回は「天帝妖狐」という文庫なのですが、
表題作の他に
「A MASKED BALL-及びトイレのタバコさんの出現と消失-」
という作品が収められています。

実はどちらかというとこの表題作ではない作品の方が
気になって読んでしまった次第です。
というのも「夏と花火と私の死体」の解説で小野不由美さん
(ってよく知らない人なのですが)が、これによって、
「乙一氏の評価が確定した」と言っているのです。
また、「ZOO1」の特別付録になっていた
古屋兎丸との対談の中でも話題になっていて、興味をそそられたわけです。
(ってなんだか出版社の思惑通りに嵌まっているだけ?)

実際に読んでみて、「ZOO」の記事の中でコミカル作品が
新鮮だったということを書きましたが、テイスト的には
どうもこの作品が原点かもしれないなって思いました。

それはともかく、この作品の中でトイレの落書きは
完全に現代の2ちゃんねるに代表される掲示板の役割をしています。
実際に同じような感じでやり取りしていた方もいるかもしれませんね。。。
私は一応真面目で通っていましたので、そういうことはしてませんが(笑)
とても面白い作品だと思うので、読む価値ありです!

もう一つの表題作の方は「こっくりさん」が出てきて、
懐かしい!とは思いましたが、ちょっと暗い感じです。。。
やはり切ない系に入るとは思いますが、あんまり好きではないかなぁ。。。
最終的になんとなく明るくなれるとか希望が見える作品が
好きかもしれないなぁと思う今日この頃(笑)

天帝妖狐 Book 天帝妖狐

著者:乙一
販売元:集英社
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(乙一「天帝妖狐」関連のココログ)
良いかげん日記

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乙一「ZOO」の千変万化

今日も完全にはまっている乙一の本のご紹介です。
今回は「ZOO」ですが、私が読んだのはいつものごとく、文庫本。
文庫の場合は、「ZOO1」「ZOO2」と「GOTH」と同じように2分冊されてます。
全然知りませんでしたが、「ZOO1」に収録されている5作品は全て
映画されたものを集めているようです。

読む前の様々な方の「ZOO」の評判は基本的に
「一番怖い」とか「グロい」という評判でした。
しかし、読んだ後の感想としては表題に一応「千変万化」と表現しましたが、
いろんなジャンルの短編が収録されていて、
どう表現したらいいんだろうと正直結構悩んでしまいました。。。
北上次郎さんが「何なんだこれは」と言いたくなった気持ちも分かる(笑)

確かに「SEVEN ROOMS」なんて、「グロい!」の極みでした。
この話は知り合いに教えてもらって、ちょっと知ってましたが、
それでも読んだ時の衝撃はすさまじいものがあります。

かと思えば、「SO-far」とか「陽だまりの詩」は切ない系のテイストで、
心に染み渡るものがありました。

そんでもって、今回乙一の新たな面が発見できたのが、
「血液を探せ!」と「落ちる飛行機の中で」でした。
この2つはすごくコミカルなテイストで、めちゃくちゃ笑えました。
今まで読んだ乙一作品にはないものでしたね、これは。
もっと読みたいなぁ、こういうのって思いました!

というわけで、改めて乙一の筆力に感心したのでした。
なんでも書けるんだなぁと思うのと同時に、そこにはうまく言えませんが、
乙一の乙一たるテイストがちりばめられているから凄いんですよね。
普通これだけ様々なものを書くと、「らしくない」ものが出てくるものなんですが、
根幹にあるべき思想というか信念が彼の中にあるから揺らがない気がします。
様々な乙一を味わえるという点でもかなりお買い得だと思います♪

ZOO〈1〉 Book ZOO〈1〉

著者:乙一
販売元:集英社
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ZOO〈2〉 Book ZOO〈2〉

著者:乙一
販売元:集英社
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(乙一「ZOO」関連のココログ)
2番目の居場所
Flying Dutchsan
紳士の本音
自分メモ

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乙一「きみにしか聞こえない -CALLING YOU-」の切なさ

前回、前々回に引き続きまたまた乙一です!

今回は「きみにしか聞こえない -CALLING YOU-」という本です。
これには短編が3篇収録されています。
①「Calling You」②「傷 -KIZ/KIDS」③「華歌」なのですが、
①②が「GOTH」の記事にコメントを頂いたルイさん
お勧めということで買ってみました♪

まず①から。これは本当に切ない物語でした。。。
なにせ不覚にも泣きそうになりました(笑)
基本的には私は非現実的な話に対して感動することは少ないのですが、
この作品はかなり非現実なのにも関わらず、そうなってました。
これが「白乙一」の真骨頂か。。。と驚いた次第です。

②についても泣くほどではなかったのですが、やはり切ない物語。
大人になるにつれて失っていく純粋な心の大切さを
突きつけられ、なんともいいようのない自省の念に駆られます。
でも大人になるのって少なからずそういうことなんですよね。
(昨年末に読んだ石持浅海「月の扉」をふと思い出したり。。。
 上記そのまんまの事が書いてあったので)

③は親と子の切っても切れない関係が根幹にあって、
これまた切なすぎる話です。
自分の母親に感謝したくなりますm(__)m
そんでもって、ほとんどの人が最後に「騙された!」って思うと思います(笑)

というわけで、なんか乙一に対する認識変わっちゃうなぁと思った一冊でした。
ルイさん、勧めてくれてありがとうです!

それから買った後気付いたんですが、角川文庫から出てる
「失われる物語」にも①②は収録されているようです。。。
こっちの方が収録されている作品多いし、お得だったかも(汗)
とはいえ、③もいい話だと思うので、良しとしよ~っと(笑)

きみにしか聞こえない―CALLING YOU Book きみにしか聞こえない―CALLING YOU

著者:乙一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(乙一「きみにしか聞こえない -CALLING YOU-」関連のココログ)
しましまシネマライフ!
 お馬鹿日記
気まぐれ日記ヽ( ´_つ`)ノ 

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