森博嗣「キラレ×キラレ」に真打登場

今回は森博嗣のXシリーズ第2弾「キラレ×キラレ」です。
既に第3弾である「タカイ×タカイ」が出ていて、
先日読んだばかりなので、復習も兼ねての書評です。
(結構ネタばれなので、読んでない方は悪しからず)

連続切り裂き魔の話なのですが、結局のところ、
動機は真鍋瞬市が語るように恋する男性との「話のネタ」が
欲しかったってことになるんですかね?

トリックとかは特に目立つようなものはなかったですが、
いつものことながら、登場人物の会話の中に、
事実を展開していく手法は読んでいて、
楽しくなってくるし、見事だと思います。

でもとにかく本作はなんといっても最後に登場する
西之園萌絵に全てかっさらわれた感じがあります(笑)
どうしてもこのキャラだけはインパクトあり過ぎですね。
名古屋から転勤してきたばかりの設定なので、
ちょうど、Gシリーズの最後?の「ηなのに夢のよう」
からリンクすることになります。

ここからGシリーズとどう融合されていくのか、
はたまた全然関係ないところに繋がっていくのか
楽しみではありますが、あと何作くらい続くんだろう?(笑)

キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39)) Book キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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森博嗣「イナイ×イナイ」の接点

しばらく更新をさぼっていたのですが、その間に既に3冊を
読み終わっているので、続けて更新していこうと思っています。
(何気に最近読むのが早くなってるかも!)

今回はまず森博嗣の最新作「イナイ×イナイ」です。
これは新シリーズとなる「Xシリーズ」の第一作目となります。
ちなみに作者のHPに書かれているように以前から続いている
「Gシリーズ」はまだ途中で完結していないようです。
(Gシリーズについては2作ほど当ブログでも取り上げていますが、
 なんだか中途半端なので、今後書いていこうかと思っています)

前作の「ηなのに夢のよう」に登場した「椙田泰男」と「真鍋瞬市」が
登場しており、彼らを中心に物語が進んでいます。
おそらくそのうちGシリーズとクロスするような接点が
描かれていくのを予感させます。

そんでもって、作者が同HPで語っているように作品は
新しさあってのレトロな感じに仕上がっています(笑)
大きな屋敷、地下の抜け道、ランプの明かり等々、
一昔前のミステリには欠かせないシチュエーション、アイテムが
盛り込まれているように感じました。
謎解きという意味ではトリックが今回は分かりやすかった気がしますが(笑)
森博嗣のシリーズ作品は1冊がどうこうとういうのはないから、
次作品が気になってしまうのが罪なところですが。
というわけで次も楽しみに待つことにします!

イナイ×イナイ Book イナイ×イナイ

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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森博嗣「ηなのに夢のよう」で流す涙

今回は森博嗣の最新作である「ηなのに夢のよう」を読みました!

これは「Gシリーズ」と呼ばれるシリーズの第6作目になります。
以前、同シリーズの第4作目であるεに誓って」を読んだ時にもレビューを書いた
のだが、今回も特にこれ1作でこてこてのミステリーという感じではなかったです。
事件も解決したようなしてないような感じだったし。。。

S&Mシリーズから綿々と形作られている謎の一端だけは紹介されてるので、
やはりずっと気になって読み続けているファンにとっては少しの満足感と
少しの疑問を感じずにはいられない内容です。
あと、ラストシーンはすごく泣けました。。。やばいと思ったくらい(笑)

また今回はS&MシリーズやらVシリーズで登場した完全に
忘れてしまっていた人物とかの名前がちらほら出てきているのも
それに拍車をかけている感じです。
ちなみに私はこれを読んだ後、忘れてしまっていたエピソードを
思い出す為に、
「数奇にして模型」「朽ちる散る落ちる」「θは遊んでくれたよ」を
少し読み直してしまいました(笑)

というわけでいろいろな作品に対してリンクが張られている感じで
私の頭には少々パンク気味になってきたことをご報告致します。

ηなのに夢のよう Book ηなのに夢のよう

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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森博嗣「εに誓って」のシンプルさの所以

今日はお気に入りの作家、森博嗣の最新作「εに誓って」を読んだ。

 

εに誓って Book εに誓って

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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Gシリーズ4作目であるが、このシリーズはひとつひとつの事件の
「謎」自体は実にシンプルなものとなっていて、読んでる最中に
分かってしまうようなものであったりする。
(ちなみにGシリーズのGとはタイトルに必ずギリシャ文字が
 含まれていることから「Greek」の頭文字と言われている)

純粋にミステリーとして考えたら「それって致命的では?」
と思うかもしれないが、根幹部分の謎を握っている
「真嘉田四季」が存在している限りは
「気になってしょうがない」というのが、
S&Mシリーズからの森博嗣ファンの共通の思いだろうと思う。

森博嗣を読んだことがない方には何のことやらと
思うに違いないが、もしちょっとでも気になった方は
騙されたと思って、「すべてがFになる」を読んで欲しいと思う。
その後はきっと全てのシリーズを読みたくなるでしょう。

私が「すべてがFになる」に出会ったのはもう10年くらい前になるが、
その時、世の中にこんな面白いミステリーがあったのかと
思ったものです。。。ま、やや学生向けかもしれませんが、
お勧めなのでした。

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